建築士事務所とは?- INFORMAION -

建築主の意向に沿って建物を設計し、
工事業者が指定通りに施工するよう指導・監理を行う建築士による組織が建築士事務所です。

建築士事務所の役割

建築士事務所とは? 建築士事務所の役割は、建築主の立場に立って専門家として建築主の権利を守り、良質な建築物を建てることです。建築物ができるまでには、建設会社や不動産業者などさまざまな人々が係わります。
そうしたプロセスで建築の専門家でない建築主が自分の要望を貫き通すことは、なかなか難しいことでしょう。
その建築主に代わり、建築主の希望を専門家としてアドバイスし、建築主に代わって施工業者に交渉・要求していくのが建築士事務所の役割です。いわば、建築士事務所は建築主の代理人と言うことができます。

建築士事務所ができること

「建築士法」には、他人の求めに応じ報酬を得て、

  • ・設計
  • ・工事監理
  • ・建築工事契約に関する事務
  • ・建築工事の指導監督
  • ・建築物に関する調査若しくは鑑定又は建築物の建築に関する法令若しくは条例の規定に基づく手続の代理

を業務として行うためには、建築士事務所として登録を受けなければならないと定められています。
つまり報酬を得て設計等の業務を行うことを法律で認められているのは、都道府県知事の登録を受けた建築士事務所だけなのです。